猫エイズ

病院の検査結果で衝撃的なことを言われた。

エイズ!!

この時に猫エイズという言葉を初めて聞いた。

先生から説明を聞いたけれどショックが大きくて覚えていない。

家に帰ってネットで猫エイズのことを調べたら、エイズという言葉だけど免疫力が低くて病気イコール亡くなるということではないことを理解したけれど、発症したら寿命は短い。

きいちゃんと今後どうするか話をした。

僕は病気になってしまう可能性が普通の猫ちゃんより高いなら、飼い始めだし諦めようと。

後で辛い思いをするなら今諦めてまた別の猫を探そうと言った。

きいちゃんも同意見で、譲渡してくれたボランティアさんに電話したら、実はボランティアさんの先住猫ちゃんがエイズキャリアで移ったかもしれないと聞いた。

あんまり人に対して文句を言わないきいちゃんが珍しく怒っていた。そういう事はない事前に伝えてください!と。

せっかくマナさんとの生活が始まったのに、6日目の土曜日ボランティアさんへお返しをすることになり、家に迎えにきていただいた。

この時の玄関でのさよならシーンははっきりと覚えている。

きいちゃんは泣いていたけれど、僕は仕方ないけれどこうするのがいいと思っていた。

マナさんとの生活が終わってしまった。