迎えに行こう!!

マナさんがボランティアさんへ引き取られた翌日の日曜日に、早速きいちゃんと別の里親募集しているボランティアさん宅へ伺った。

けれど考えることもなく、何も感じずに家に帰ってきた。

2人とも心ここにあらず状態だった。

まだ一週間ほどしか一緒にいないけどお互いマナさんのことを考えていた。

僕は猫エイズのことをいろいろ調べた。

だんだんとエイズという言葉が消えて、免疫力が低い、免疫力が低くても感染しなければ大丈夫、完全室内飼いだから感染なんてしないと考えが変わっていった!

あと4ヶ月での検査では完全にはわからないという記事もあり、キャリアではないかもしれないとも考えた。

実際のところキャリアという検査結果が正しかったのは後々わかるんだけれど…

 

その日の夜、食事後に台所換気扇の下でタバコを吸いながら、猫エイズFIVについて話した。

これは僕の記憶ときいちゃんの記憶が少し違うけど、僕の記憶で書く。

僕が「やっぱり迎えに行こう!」と切り出したら、きいちゃんも「私もそう思っていた!」

早速ボランティアさんに電話したけど繋がらず、お酒も飲んでいたので明日きいちゃんが連絡をすることにした。

きいちゃんが仕事から帰って、晩に車で僕の会社まで来てそれから伺う予定にした。

2人ともマナさんとの再会を待ち遠しく思った!